デジタル・アートストーリー
栄光
作: カウタール・ブシャビ
作品情報
オリジナル絵画、2025年
キャンバスに油彩/アクリル
二面性、アイデンティティ、内なる啓示を探る、具象と抽象のあいだの肖像画
作品について
「栄光」は、私たちが外に見せるものと、内に秘めているものについての瞑想です。生きた顔と幽霊のような顔が並び、まるでふたりの自分がひとつの体に宿っているかのようです。ひとりは澄んだ輝く目で外を見つめ、もうひとりは内側を向き、静かで、ほとんど重さを感じさせません。
指先の温かなピンクと、血管に沿った冷たい色調のバランスで描かれた手が、この作品の鍵になります。手は抽象と写実のあいだにあり、やさしさと強さを同時に宿しています。色面が構図を切り裂き、記憶の断片や割れた鏡のかけらのように人物を縁取っています。
この絵は単なるイメージではなく、啓示の瞬間です。栄光を求める自分と、影にとどまる自分との対峙。この作品を所有することは、その旅のひとかけらを手にすること。時とともに変化し、深まり続ける唯一無二の作品です。
知っておきたいこと
- カウタール・ブシャビによるオリジナル絵画
- 具象的な肖像と幾何学的な抽象の詩的な融合
- アイデンティティと言葉にならない感情の象徴として、手を中心に据えた構成
- 豊かに重なる色彩:温かな肌の色、冷たい青、鮮やかな赤と金
- 心理的で思索を誘うアートを大切にするインテリアにふさわしい、存在感のある一枚

アーティスト
カウタール・ブシャビ
モロッコ
カウタール・ブシャビは、人間の魂に宿る二面性、つまり隠されたものと明かされたもの、仮面と真実を探求するモロッコの画家です。アイデンティティと感情を語る視覚言語として、手のモチーフにたびたび立ち返ります。言葉が沈黙するときに語りはじめる身ぶりです。
ふたつの顔、ひとつの隠された真実
「栄光」は、ふたりの自分を並べて描きます。世界に誇らしく見せる自分と、表面の下で沈黙している自分。やわらかなまなざし、閉じた目、静かな手のなかに、カウタールはそのふたりがついに出会う瞬間をとらえました。思いがけない場所で自分の姿に気づいたときのように、心をざわつかせ、やさしく、そして不思議と心を落ち着かせてくれる作品です。
テーブルから壁へ — クイックガイド
開封して準備する
落ち着いて作業できる平らな場所を空け、やわらかな明かりと、お茶を一杯用意しましょう。
手がかりをつくる
まずは外枠と、目印になる色のかたまり(深い青、舟、空)から。
仕上げて飾る
のりで固め、額に入れて、壁に飾りましょう。
ヒント:ClassicとSignatureには、完成した絵を額装して飾るための、のり&ディスプレイキットが付いています。







